新着情報
2021/12/22
タント、フレーム腐食
ダイハツ・タント(ABA-L360S)のブレーキオイル漏れによりブレーキが利かなく走行出来なくなりました。リフトアップして点検をすると、リヤサイドメンバー腐れによるサスペンション外れ、タイヤがボディに干渉、ブレーキパイプ腐食による液漏れ。
前々から限界に近い状態で、何とか車検いっぱいまで・・・との想いはありましたが、限界の時を迎えました。
この地で使われるこの頃のダイハツ車はほぼ100%同じ場所が腐食し、何台もお見送りさせていただきました。
東京等で使われている車両ですと、こんな腐れはないのですが(-_-)
2021/12/18
ブレーキ破損!
トヨタ・タウンエーストラック(KJ-CM85)のフロントブレーキキャリパーピストン錆による、ブレーキひきずりが原因でブレーキパットがすり減り、その後ローターが金属と金属で削られてピストンからオイル抜け!走行不能となりました。大変危険な状態でしたが事故にはならず一安心です。
しばらく前からブレーキが効かないという症状があったそうです。
ブレーキは命にかかわる重要部分で、私たち自動車整備工場も国の認証取得によりブレーキ整備を行う事が認められております。
逆に認証がないと、ブレーキ整備等ができないのです。
時に自動車整備工場の中でも認証のない整備工場が存在します。そんな工場で行う有料の分解整備は法令違反となりますのでご注意くださいませ。
2021/12/14
エッセ、エンジンマウント交換
ダイハツ・エッセ(CBA-L245S)のエンジンからカタカタと音がするという依頼です。原因はATギヤをDやRに入れてエンジンに負荷がかかると振動が増大し、異音を発生させます。
エンジン前側のマウントに亀裂があり、振動を吸収できなくなっておりました。
難なく部品交換にて振動の少ないエンジンに戻りました。
昔、テレビで高齢職人整備士さんが水を注いだグラスを車内で持ち、エンジンマウントのへたり具合を点検してる映像がありました。
僕の年代はそれに近い五感を重んじるアナログ寄りの整備をして育ってきましたから、とても共感できました。
2021/12/08
ハイエースのエンジン始動不能
トヨタ・ハイエース(LDF-KDH206V)平成29年式、13万キロ走行のディーゼルエンジンのお車ですが、エンジンが始動できなくなり積載車で引き取りをして点検をしました。この年式、この距離でまさかの燃料トラブルです。
コモンレール式高圧ポンプの圧力が出ず、リビルト品にて交換をさせていただきました。
最近の傾向は制御が繊細で、壊れると高額部品になることが多いように感じます。
それだけ診断にも慎重に、テスター等を用いた点検により神経を使い楽ではない責任の重大さと故障と向き合う難しさがまた、面白さにもつながっている。
かな(^^;)